top of page

とくちゃんのライナーノーツ vimoksha@wacken

8/5泥酔編

7:30頃起床

前晩はジャーマン軍団が騒いでた模様。とりあえず朝からBBQ開始。

喉がカラカラに渇いてるんだけど、ミネラルウォーターが無いので仕方なしにビールを飲む。

ここでBBQ奉行だった笛木氏が工夫し出して、空き缶を利用してチーズフォンデュやったり色々と頼れる男に覚醒した。 太鼓のチューニング棒?も燃料にしたっけ?

日本から持ってきた非常食(尾西食品のチキンライスと五目御飯)をリュックの中から見つけたので食べる。 これ、お湯でなく水でも作れるのがすごい。でもって味もしっかりしてて美味しい。 ジャーマン軍団にも絶賛だった。

今尾西食品のホームページを見たら会社案内に「尾西食品は安心と思いがけない幸せを提供します。」だって。 まったくそのとおり。非常食から受けるサプライズはなかなか貴重。

この日の個人的ランニングオーダーは

The HAUNTED TUXEDOO LOUDNESS ENTOMBED AD GIRLSCHOOL BULLET FOR MY VALENTINE XXX(KAI HANSEN & FRIENDS) 見ながら途中でTARJA 1349 BLIND GUARDIAN 見ながら途中でRED HOT CHILLI PIPERS MINISTRY TESTAMENT

と目白押しの一日になる予定でしたが、結論から言うと殆ど見れずだった。

萩先生の知合いにJOE氏と3人で会いに行こうとなり、客側のキャンプエリアへ向かう。

思ったより客側エリアは環境がひどい。何というか、アンモニア臭が半端ない。 足場も悪く、スニーカーで行ったのは失敗した。

それだけアーティスト側のキャンプエリアが恵まれていたということ。

萩先生の友達のユリア嬢は、家族でWACKENに来たという筋金入り。 というか、ジャーマンならそれが結構普通なのかも。 例えばだけど、J-ROCKといえばX-JAPAN、G-ROCKといえばRAMMSTEINというような感じかな。 ただし、メタルな音楽が一部のマニアのためのものでなくて、もっと身近にある感じというのかな。 WACKENシーズンだったからかも知れないけど、空港でもメロイックサインが通じたから普段からそうなんだろうなあ。

そこの家族テントで、手作りソーセージやビールをご馳走になる。

カレーマンゴーソースというのがあって、これが最高に美味しい。

彼らは日本の文化等に非常に興味を持ってくれており、出来る限りその魅力を伝えてあげたいが、致命的にドイツ語が分からない。

どんどん勧めてくれるんだけど、朝からそんなに食えないよ。ということでJOE氏と二人で最後にテキーラを一気飲みして帰テント。

帰りに飲んでいけとビールをもらって、ダラダラ歩いていると、ちょうど雨が降って来た。

キャンプエリアの入り口あたりでタクシーが止まっており、中にラウドネスTシャツを着た人が乗っていた。 もしかしたらメンバーだったかも。でも雨がひどかったので確かめずに戻ったけど、あれ絶対メンバーだったよな。

メタルバトルの結果発表まで時間があったので、とりあえずテントで本読みながら寝る。

起きてプレスエリアへ向かう。

ちょうど時間的にLOUDNESSが始まったあたりで、プレスエリアのモニターで鑑賞。 二井原氏のつけてるリストバンドが超かっこいい。

CLAZY NIGHT~HEAVY CHAINの流れには泣かされた。

さて、メタルバトルの結果です。

結果は、、、

入賞ならず。

残念ですが、まあ当というか、世界は広いなと。

ただ、過去に出場したHELLHOUNDのメンバーさんのブログにも書いてあってすごく共感したのだけれど、僕にとってバンド活動は個人の趣味であって、これだけ沢山の人がサポートしてくれることなんて初めてのことだったんです。

だから、VIMOKSHAだったら、少なくとも5位までに入賞するだろうと信じてくれて、精一杯のサポートをしてくれたMBJ関係者はじめ、今回協力してくれた家族や会社に対して、本当に申し訳ないという気持ちでいっぱいでした。

松永さんから総評を聞き、バンドとしての場数の少なさを指摘され、全くその通りだと納得。

個人的な思いとしては、メンバー全員、出来る範囲でベストを尽くしたのだけれど、それをひとつにまとめられなかったなと。 リズム的な責任はドラムが取らないといけないかも。とりあえずごめんなさい。

ひとまず苦い薬も飲み込まないと効果ないので、これから先、バンドとしてだけでなく、私も含めメンバーが一回りも二回りも成長出来ればと思います。

そのままプレスエリアで反省会。

ちなみにプレスエリアは食べ物もビールも若干割高。また、プリペイドカードに現金をチャージするシステム。

VIMOKSHAで使ったカードにあと数ユーロ残ってました。 再来年、メタルバトル本戦に挑戦するバンドに託すため、とりあえず私が預かっておきます。そのときに使えるか分からんけど。

インタビューを一個受けました。 今回はJOE氏がいて全員そろってのインタビュー。たぶんこのインタビューをきっかけにJOE氏はスーパースターに覚醒したんじゃないかと思う。

夕方頃には解散、各自自由行動となり、自分は聖地EDEKAへ一人買出し。 食料品をテントに置きに行ったりしながら、一人でウロウロと行動。

どこに行っても、日本人は珍しいらしく色んなやつらに声かけられてはビール飲んで、の繰り返し。

私よりデカくていかついけどピースな連中ばかりでした。

でも多分、日本がどこにあるか知らない人多そう。

余談:友達になった一人に三菱PAJEROで来てた奴がいて、メータ見たら30万kmでかなり年季の入ってる車だった。 「三菱車は最高だ」とかいって二人で盛り上がった。

その彼は何の仕事をしているか聞かなかったけど、「最近は中国人が安くて長時間働くから、俺たちの仕事がどんどん奪われる。だから中国人は嫌いだ」とか、 色々興味深い話が聞けた。

その後、またウロウロ

WACKINGER VILLAGEとか住みたくなるくらい最高に面白い。

キャンプエリアも、簡易スーパーがあったり一般客がやってる屋台みたいのがあったりで普通に暮らせそう(トイレ近く以外は)

アーティストPASSをぶら下げてると大抵の場所には入れるので、キャンプエリアに行きつつ、バンド見つつ、酔っ払いつつ、若干理性を失いながらテントに戻り就寝。

8/6 WOAプール&メタルチャーチ号泣編に続きます

移動距離18.78km

特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page